美容を専門とし皮膚科・形成外科医として長年の経験を積んできました。長年培ってきた「経験」と「熟練の技術」そして、なによりも貴方を思う「こころ」が最新鋭の機械性能を最大限活かせるのです。

医療レーザー脱毛2

毛は毛乳頭という工場で作られます。

毛の色(クロ、茶、赤毛、金髪など)を形作るのは

メラニン色素の質と量です。

 

我々日本人の毛は

ほとんどの場合黒いですね。

 

レーザーという機械は

特定の色にだけ反応(ほとんどの場合、熱反応)して

特定の色素をもつものだけを壊す破壊行為です。

SF映画の

ターミ〇ーターやスター〇ォーズのような

機械の兵隊が、コンピューターのモニター越しに

民間人と武装した兵士を、見分けて

武器を持った兵士のみを攻撃するようなイメージでしょうか?

 

レーザーは

強力な破壊行為ですが、

メラニンを持たない細胞にはほぼ無害で

ターゲットを持つもの だけ を、正確にやっつけます。

 

なんだか話がどんどん暴走(妄想)しそうなので本題に・・・

 

さて脱毛治療ですが、

毛乳頭をやっつけてしまえば

毛は生えてこなくなります。

脱毛レーザーは毛が持っているメラニン色素を

標的と認識して

そこにエネルギーが集中・反応するように設計されています。

 

そのレーザーを使って治療するわけですが 

一度経験のある方なら

すぐにピンとくると思うのですが

1回体験・脱毛しても、

しばらくすれば、完全に元に戻ってしまいます。

一時的に毛が生えてこなくても

数週間で全く元に戻り、何の変化もない。悲し・・・

という感じです。

 

医療レーザーであっても

針脱毛であっても

生えてこないようにする

減毛ではなく永久脱毛するには

何回かレーザー治療を繰り返しする必要があります。

 

それは何故かと申しますと

 

まさに!! ここで!! 毛周期という毛の生え換わりの

サイクルが理由付けとして

登場してくるわけです。

成長期・退行期・休止期という

3つの状態をそれぞれの毛根が独立して繰り返し・・・

~云々カンヌン~

 

ここの説明、理由付けが分かりにくいんです。

 

なるべく解り易い説明をと思い

先人達から受け継がれた説明方法を

アレンジして説明はしているのですが・・・

 

ピンとこない

そんな感じはしませんでしょうか?