美容を専門とし皮膚科・形成外科医として長年の経験を積んできました。長年培ってきた「経験」と「熟練の技術」そして、なによりも貴方を思う「こころ」が最新鋭の機械性能を最大限活かせるのです。
しわやたるみは、表情のクセや、加齢によるコラーゲン組織のゆるみによって生じます。
表情を作った時にだけできる表情じわにはBotoxを使用したり、表情を作らなくてもできているしわにはヒアルロン酸を使いしわを浅くする治療を行います。
たるみを根本的に治療する場合には、大がかり手術が必要になりますが、上記の方法で目立ちにくくさせることできます。
目の下のたるみやふくらみも、手術によって中の脂肪を抜くことで改善させたり、ヒアルロン酸で目立ちにくくさせることができます。
気になるしわ、ほうれい線、眼尻、マリオネットラインなどにヒアルロン酸を注射することで、深いしわを目立ちにくくすることができます。
表情じわに対しては、ボトックスのほうが効果的な場合もあり、診察時にご提案することがあります。
ヒアルロン酸は皮膚、関節などにもともと存在する成分であり、アレルギー反応がほとんどなく、安全に使用できます。
しわの深さ、あるいは鼻筋を通す場合などのプチ整形など、使用する場所や、目的により適したヒアルロン酸を選択使用します。
直後より注入部が膨らみ矯正され、1週間程度でなじみます。
まれに内出血が出ますが、1週程度で改善します。
その後時間経過により徐々に吸収されていきます。ヒアルロン酸の種類や硬さによって吸収される期間に違いがありいます。
ボトックス(ボツリヌストキシン)とは、ボツリヌス菌由来の成分を注射し筋肉の動きを止め、シワの改善や小顔効果、多汗症治療に広く用いられる治療方法です。
1977年ごろから顔面神経麻痺や斜視の治療で広くアメリカで使用されていました。
日本でも1998年ごろからシワ取りや小顔効果の治療薬として使用されてきました。
2002年アメリカのFDA(日本の厚労省)から正式にシワ取りの治療薬として認可された安全性の高い薬です。
注入後2,3日から効果が現れ、2週間くらいで効果が最大になるといわれています。
持続期間は4か月程度で、個人差があります。
効果が切れていないのに何度も注入していると、体に耐性ができて効きにくくなることがあるので、効果が切れてから次回の注入を検討されることをお勧めします。
完全に動かなくなるわけではありませんが、効果が乏しいなど、気になることがあれば、2週間目~3週間目の間に受診してください。
動きにくい状態が続くことで表情じわがやわらぐ効果も期待できます。
サーマクールは、2002年アメリカThermage社で開発された高周波RF(ラジオ波)医療機です。
医療用高周波を利用して皮膚そのもの、および皮下脂肪組織をひきしめ、肌のたるみを改善する医療機器です。
肌にたるみができるのは、主に次のような原因が考えられています。
サーマクールは、電気エネルギーの一種である高周波RF(ラジオ波)を肌の深部まで行き届けることで、「縦方向」「横方向」「奥行き」の3次元から引き締めてたるみを改善します。
医療用高周波RF(ラジオ波)は、レーザーや赤外線では届かない皮膚の深部、皮下脂肪層まで届く特徴があります。
サーマクールはこの高周波の作用を活かし、皮下組織のコラーゲンや繊維組織を加熱しながら収縮させます。
極細の針を介して皮膚に高周波のエネルギーを直接伝えるマイクロニードルRFといわれるマシンです。
極細の針で皮膚に細かい傷がつくと、損傷した部位を正常な状態に戻そうとする自然治癒力の働きにより、傷を治す働きがあるコラーゲンやエラスチンの生成が促進されて、ダメージを受けた周辺の細胞が活性化します。
特徴的な作用は、真皮にある異常な毛細血管を排除できることや、表皮を支える土台であり真皮と表皮をつなげる役割がある「基底膜」を再構築できることです。
表皮層に存在するメラニン色素に高周波の熱が反応することがほとんどなく、どのスキンタイプへの施術も可能で、日焼け後の肌でも施術できます。目尻や瞼の上への施術も可能です。
瞼に2ヵ所小さな穴をあけ、糸を通して結び、二重を作ります。
比較的腫れが少なく、糸を切れば元に戻すことのできる方法です。
瞼を切って縫い合わせることで二重を作ります。
瞼が厚く、埋没法では元に戻ってしまう目や、皮膚のたるみがあり、皮膚を除去する必要がある場合に用います。
同時に脂肪除去も可能です。
目の周りの脂肪がした瞼に落ちることで、目の下に涙袋上のふくらみを作ることがあります。
下瞼のまつ毛下を切開し、中の脂肪を抜くことでふくらみを平らにします。
腋臭症とはいわゆる「わきが」です。
全身に存在する汗の腺は主に2種類、エクリン汗腺とアポクリン汗腺です。
そのうちアポクリン汗腺より分泌される汗が、独特の臭いのもとになります。
また、エクリン汗腺から分泌される汗そのものは無臭ですが、皮膚の常在菌に分解されると独特の臭いを生じるようになります。
当院ではクワドラカット法という手術を行っております。小さなドリル付きの管を小さく開けた小窓から脇の下の皮下に挿入し、管の先端でアポクリン汗腺を切除し、そのまま吸い出します。
基本的には術後は自宅消毒ですが、消毒のために数回通院していただきます。
抜糸までは両手を肩より高く上げず安静にし、抜糸後からは皮膚の引きつれ等の予防のために腕を上げる運動などを行っていただきます。
また、手術までは考えられない場合、わきの下の汗を抑えて、皮膚表面の雑菌の繁殖を少なくする方法や、BOTOXを使う方法もありますので、一度ご相談ください。